2018年07月16日

■ビュールレ・コレクション展 in 九州国立博物館■

今日まで九州国立博物館で開催されている

ビュールレ・コレクション《至上の印象派展》


雨の季節の6月5日に行ってきました(⬅どれだけ過去形(^◇^;))






駐車場から玄関に向かうこの散策路が大好き







玄関にはこれより先に個展を開かれていたニコライバーグマン氏の真ん丸モチーフ(*^-^*)





ピンクを基調に大きな真ん丸構成でテンション上がります\(^o^)/



有名なルノワールの絵・可愛いイレーヌは撮影オッケーでパチリ







壁一面の大きな作品…

モネの睡蓮の池、緑の反映も見応え充分


こちらも撮影オッケーということでパチリ







私の大好きなゴッホの盗難からみごとに復帰した作品
《花咲くマロニエの枝》は、ゴッホが他界した年に描かれたもの☆


ゴッホには珍しい色使い


どんな想いでキャンパスに向かっていたのだろう…と足が動かなかった☆



小さな小さなレプリカを買ってきました(*^-^*)







水の季節の天満宮境内はアジサイや花菖蒲が見頃で、私は毎年この《白いアジサイ》に会うのが楽しみ


凛として可憐







雨の中しばし休憩した甘味処…梅ヶ枝餅のモグモグタイム(^^)


茶柱が縁起良く心地よい空間








大好きな太宰府


大好きな九州国立博物館




これからも私を癒してくれる場所(*^-^*)  


Posted by ☆ちぃ☆  at 13:08Comments(0)美術館・博物館

2018年03月10日

■九州国立博物館 in 王羲之と日本の書展■

連休2日目……(^^)


太宰府・九州国立博物館へ






《王羲之と日本の書展》……花粉症で、目が腫れ、鼻水ズルズルでしたが昨年から楽しみにしていました(´V`)♪










空海・最澄・良寛・日蓮・西郷隆盛などの自筆の他……書の教科書で知る本物の筆使いが間近に



伝える書・想いの書・魅せる書…墨の濃淡…改めて深い世界を観て感じ、琴線に響く書にため息



太宰府天満宮では、今年も梅の開花



寒い日が続いていたので、まだまだ蕾もたーくさん そして満開の梅もたーくさん(o^^o)









オンリーワンに咲く梅たちを愛でてきましたょo(^-^)o

梅の香……春の足音でした(^^)


そしてそして……太宰府天満宮といえば梅ヶ枝



今回は野立てコーヒーとともに(o^^o)





大好きな太宰府に春を感じた佳き日(^_^)






お天気にも恵まれ、最高でした(*'▽'*)  


Posted by ☆ちぃ☆  at 18:17Comments(0)美術館・博物館

2017年08月16日

■ラスコー・ファラオ・ポンペイ■

2009年3月から、わたくし☆ちぃ☆のプライベートブログとしてお世話になっている佐賀ファンブログ(*^-^*)


年を重ねた時に「あんなこと、こんなことあったなぁ(^_^)」と、私自身が振り返り、懐かしむ意味もあり綴っていますが、なかなか更新出来ないときもあり《☆ちぃ☆の歴史》が滞り気味になっています(^◇^;)



そんなこんなで……


今日は展覧会を3つのアップです



6月6日…福岡市博物館へ《ポンペイの壁画展》






鑑賞券をいただき、2000年前にタイムスリップしてきた日







7月16日……黄金のファラオと大ピラミッド展 In 福岡市博物館





悠久の時を経て、甦る想い・愛・絆
太陽信仰への心…感じてきました





そして…



8月15日…ラスコー展・クロマニョン人が見た世界




不思議な偶然から見つけられた壁画



2万年前と一口に言われてもピンと来ないほど、気の遠くなる昔々(^^;)



ラスコーの壁画は人類最古の芸術と言われているそうです





クロマニョン人の蝋人形……


今にも瞬きして動きだしそうなほど精巧に作られていてビックリ


そしてもうひとつのビックリは、今でいうところの《ボディペインティング》を施していたらしい☆という(´`)♪


いつの時代も、オシャレは人を明るく和ませていたのだろう







九州国立博物館の散策路


お盆の時節…白いユリが群生していて、とっても美しかった(*^-^*)








■ラスコー展・会期9月3日までです  


2017年04月06日

◆ホキ美術館名品展◆

第1月曜・火曜 連休の先日4日(火曜)



佐賀県立美術館で開催されている【ホキ美術館名品展】へ足を運びました











「写真」ではない「細密絵画」の世界とのサブタイトル通り‥‥



えっ?写真ではないの???と見紛うような絵画の数々(;゚д゚)



近寄って真下から眺めると、筆の跡があったりして やはり絵なんだな。。。。。(*'▽'*)と想い感じるけれど、どの方向、とりわけ遠くから観る絵は、まさにまさに写真

(;゚д゚)(;゚д゚)(;゚д゚)(;゚д゚)(;゚д゚)


すご~~~~~ぃ((((*゜▽゜*))))



言葉も飲みこむほどに、うっとり(*'▽'*)




ずーっと見つめていたいほど




人物画の 透明感のある肌に透き通る血管の描写



布の質感や、光の表現



驚きの連続(;゚д゚)



パンフレットに‥‥




時を止める絵画たち。




との案内




本当にこの言葉がぴったり




唯一

写真撮影オッケーだった絵




遠近感がハンパない








千葉市にある、ホキ美術館へも行ってみたいなと思いながら 2枚のハガキを買い求めて美術館を後にしたこの日です













ホキ美術館名品展 会期5月14日(日曜)までですょ(*^-^*)  


Posted by ☆ちぃ☆  at 22:12Comments(0)美術館・博物館

2017年03月11日

■銅像と歴史館と池田学展■

先日、第1月曜・火曜の連休2日目に行ってきました




鍋島直正公の銅像


見上げて観る~~


思っていたよりおっきい~




佐賀城本丸歴史館







本丸歴史館が建つ前は、母校・赤松小学校が在りましたょ


ちゃんと、西門傍には石碑も

つ~ぅとぉ~め、はげみ~ぃて、た~かぁ~く おおき~ぃく なりて~ぇ(^o^)


思わず校歌を口ずさむ(^艸^)



懐かしい想い





NHK・佐賀放送局のロビーでは、美しい書と、いろいろなお雛さまと、カラフルなさげもんと‥‥‥‥








そして‥‥



美術館で3月20日まで開催されている《池田学展》へ。。。






平日だったけれど、たくさんの人出(*_*)



大きな絵の中の小さな小さな世界‥‥



その、小さな小さな世界から大きな大きな意味のある絵への展開‥‥



小さな世界や、ペン先の魔法と言われている絵を観るために、虫眼鏡を持参されてご覧になる方もたくさんいらっしゃいましたょ(^^)



わたしは‥‥



遠くから観る凹凸のはっきりしたのが好きだったかなぁ




そして‥‥



大きな波の作品を前にして‥‥




スペインの内戦中に《ゲルニカ》を描いたピカソを想った‥‥



戦争の苦しさ・憎しみ・悲しみ・悔しさや辛さを表現したその絵をドイツ兵から「この絵を描いたのはお前なのか?」と問われ‥‥



「この絵を描いたのは、あなたたちだ」と答えたピカソ






波の作品は、生活に必要なものすべてさまざまなものが波にのまれ、それはまさに津波‥‥



他にも‥‥


重苦しい複雑な気持ちで作品を観る‥‥




抗うことのできない自然への畏敬の念がこめられた作品 (憚りながらそう解釈した私m(_ _)m)




今日3/11は、東日本大震災から6年






描かれるペン先は、平和な日々が紡がれゆくように‥‥との想いなのだろうな  


Posted by ☆ちぃ☆  at 18:20Comments(0)美術館・博物館

2017年03月07日

■九州国立博物館と太宰府天満宮■

過日‥‥九州国立博物館へ


沖ノ島と大和朝廷展





観てきました


神が宿る島と言われている沖ノ島


その長い歴史と物語



駐車場、他県ナンバーもとっても多く この日もたくさんの人










そして向かうは太宰府天満宮



お天気に恵まれ梅が美しくラッキー


















枝垂れ梅の美しさに見惚れていた私です(*^-^*)






参道に新しくできたお店




抹茶とチョコレートをチョイス





美味しかったぁ~~~(^o^)/


境内の光






お土産の梅ヶ餅ができあがるまでお店の庭園を眺めながらひと息


人混みの中、ここは穴場でゆったりの時間が流れる(^^)


美味しかったぁ(*^-^*)





固体・液体・気体と様々に姿を変える水‥‥

そして器によっても、その容姿を変化させる水‥‥

そこに映る動くことのない社の意味‥‥

いろいろな想い巡るこの日でした


  


Posted by ☆ちぃ☆  at 11:47Comments(0)美術館・博物館

2016年11月28日

◆鳥獣戯画展・光明禅寺(^^)◆

鳥獣戯画展最終日の先日‥‥


九州国立博物館へ‥‥








開館と同時に‥‥行ったのですが‥‥


すでに駐車場は1時間待ち(*_*)




しかも、博物館内も長蛇の列‥‥(*_*)






そんな大人気の展示会を、混雑も含め(笑)堪能してまいりました(*'▽'*)


800年以上前に描かれ、未だ誰が描いたのかわからない鳥獣戯画


擬人化された動物たちがユーモラス(*^-^*)



観た後は、お決まりの太宰府天満宮へ


心字池にかかる橋の朱色にあいまったモミジが鮮やか(^^)




苔・枯山水が美しい光明禅寺へも行ってきましたょ


石で《心》の字が表されています

























時間を忘れるほどの美しい庭園


伝統ある日本の美日本人で良かったなぁ(^^)


2016年晩秋‥‥


今年も残り1ヶ月となりましたね  


Posted by ☆ちぃ☆  at 20:27Comments(0)美術館・博物館

2016年10月09日

◆人間国宝・井上萬二展◆

佐賀玉屋で開催されている【米寿記念・人間国宝・井上萬二展】


本日、行ってまいりました





以前、佐賀県立美術館で、人間国宝4人展のディスカッションを拝聴してから、萬二氏の温かな笑顔と飾らさないお人柄に惹かれたあの日(^^)


作品は‥‥



真っ白・真ん丸な形が大好き(買えたらいいなぁ‥‥)←遠い目‥‥‥‥(´-`).。oO



流されていたDVDを観るために座ったところ‥‥な!なんと!
ご本人が在廊、お座りになってDVDをご覧になっていたのです


びっくり
そして
ラッキー



少し会話もさせてもらい、ちょっと緊張のわたくし(-ω-;)



会場のお客さまのベビーを抱かれたり、終始満面の笑顔



まさか、まさかお会いできるとは思っていなく、感激の中に個展会場を後にしました


♡佐賀玉屋にて会期明日までです。



明日は組合の女性部・青年部合同のBBQ‥‥たくさん食べ楽しんできます(^o^)  


Posted by ☆ちぃ☆  at 23:52Comments(0)美術館・博物館

2016年08月21日

◆東山魁夷展 IN 九州国立博物館◆

お盆休み1日目‥‥


観賞券をいただき《東山魁夷展》を観に九州国立博物館へ







前評判、そしてお盆ということもあり館内たくさんの人出


風景画を描くうちに心の目が開けた‥‥と魁夷。


その光の心で、鑑真和上への優しく熱い想いの障壁画に筆を執った《気持ち》に想いを馳せて観る 唐招提寺・御影堂障壁画は本当に素晴らしかった


他にも‥‥


《残照》‥‥遠くの光が何だかジーンと切なく‥‥


拝観後‥‥


博物館外には、蓮の花






そして‥‥



太宰府天満宮へ






酷暑のこの日、池を泳ぐ鯉も暑そうだったなぁ(*_*)


ちょっと遅めのランチ




店先の涼




トマトになってみたいな‥‥と想ったほど、気持ち良さそうな《\(^o^)/トマトの水浴\(^o^)/



東山魁夷展、九州国立博物館にて8月28日まで開催されています☆  


Posted by ☆ちぃ☆  at 21:20Comments(0)美術館・博物館

2016年03月05日

★アール・ヌーヴォーのガラス展 in 福岡市博物館★

過日…


ご招待券をいただいたので…


向かった先は、福岡市博物館





アール・ヌーヴォーのガラス展


観て来ましたょ(*^^*)


アール・ヌーヴォーって??

…パンフレットによると、19世紀後半から、20世紀初めにかけてヨーロッパを中心に起こった芸術運動のことで《新しい芸術》を意味するのだとか…φ(.. )メモメモφ(.. )




当時のガラス職人たちの技術に加え、釜の中での人智を越えたドラマがあって出来上がったであろう《ガラスの作品


100年ほど前に作られたとは思えない華麗で繊細な135点余りのガラスの花器たちにうっとりしてきました(*´-`)



そして。。。。。



博物館1階には、《みたいけんラボ》という体験コーナー




世界の音楽あり、ゲームあり。。。の中で…



私の興味は…


民族衣装を装う体験コーナー(*^^*)


大人用もたくさん用意されていて…



ベトナムのアオザイを着てみたく


ど・れ・に・し・よ・う・か な〜


と…


選ぶ時間ばかりが経ち…



結果…



断念…(≧▼≦)





子どもさんコーナーでは、数人の女の子が自分で着替えたり、ママから着せてもらったり…o(^-^)o

女の子は、やはり着せ替えにワクワクドキドキするみたいで、どの子どもさんも満面の笑顔で楽しんでいましたょ(*^^*)




デュッセルドルフ美術館所蔵☆アール・ヌーヴォーのガラス展…3月27日(日)まで開催されています  


Posted by ☆ちぃ☆  at 22:35Comments(0)美術館・博物館

2016年02月03日

■黄金のアフガニスタン展 in 九州国立博物館■

去る1月17日…


黄金のアフガニスタン・守りぬかれたシルクロードの秘宝展を観に、九州国立博物館へ…


これまでの展示会と違うのは、侵略や内戦から国の宝を守ろうと、命をかけて宝と秘密を守りぬいた首都カブール・国立博物館員の勇気の賜物の展示会だということ…




入り口…





2000年以上も前に作られたとは到底信じられないほどの素晴らしい素敵なデザインと高度な技術力


ビックリでした( ; ゜Д゜)


そして、金の量の多さにもさらにビックリ


きらびやかで繊細なデザインや模様、そして金と石の融合した輝きは、今も十分に通じうる美しさ


見える宝を 見えない心・想いで護られた本物の輝きは、涙がでるほど美しかった((T_T))




博物館を後にして…


向かうは、本格的な受験シーズンを前に毎年恒例の太宰府天満宮…


お客さま、そしてお客さまのお子さま方の《当日の健康と平常心》・《最適な進路が拓かれますように》…との想いをこめて、お詣りと御守りを授けていただきました


そして…御朱印も(*^^*)





世界中が平和でありますように…



黄金のアフガニスタン・守りぬかれたシルクロードの秘宝展…2月14日まで、九州国立博物館にて☆

  


Posted by ☆ちぃ☆  at 21:59Comments(0)美術館・博物館

2016年02月02日

★★柳川・北原白秋生家★★

過ぎた1月の休日に…


向かった柳川…


この日の柳川は雨模様


雨の柳川も風情がありステキでした(*^^*)





この道はぁ〜いつかきた道〜ぃ あぁ〜そぉだょ〜ぉアカシアの花がさいて〜る…(*^^*)


………


多岐に渡り感性豊かな文才・北原白秋の生家へ…o(^-^)o





生家内…


椿の生花に、池には鹿威し


趣があって、ス・テ・キ





気分は白秋(笑)





ランチは…


生家近くの夜明け茶屋にて…


新鮮なお刺身た〜っぷりの海鮮丼に満足

マテ貝のお味噌汁もとっても美味しかったーぁ




水郷柳川の1日(*^^*)


さがファンのプライベートブログの他、新着情報・ぷちブログなど、日々ホームページにて更新をしております(*^^*)アイグラッチェのホームページ、こちらをクリックしてご覧いただくとしあわせに想います。m(__)m…(*^^*)
  


Posted by ☆ちぃ☆  at 21:48Comments(0)美術館・博物館

2016年01月06日

★医は仁術展・いのちのたび博物館★

プライベートブログのさがファン…(´ω`)


なかなか更新できずに…


新しい年に入ったにも関わらず…(´ω`)


去年のお出かけをアップです(≧▼≦)


去ること去年12月8日…


北九州・いのちのたび博物館で開催されている《医は仁術展》…観てきました(*^^*)




ご案内ナビゲーターは《大沢たかお》さん


ドラマ《JIN-仁》や、《花燃ゆ》の好演が音声ガイドの甘い声に乗って甦りますo(^-^)o







展示会では珍しく、展示品を撮ってもいい。ということで、何枚も撮した中の1枚です


現代の医療に大きな衝撃を与えた《ヒトiPS細胞》の実物固定標本をはじめ、興味深い道具や標本、感慨深い言葉たちがたくさん展示されていました




ここからは、別の展示室…☆


懐かしい炊飯器




これも懐かしい洗濯機

ハンドル脱水のところから、ぺたんこになったタオルが出てきていたのを覚えています(*^^*)





常設展も、地球誕生から現代までを《見て・触って・調べて・感じて・体験できる博物館》のコンセプト通り、大人もワクワクする内容で、充実の1日


館内くまなく長時間歩いて楽しんできました(*^^*)


医は仁術展…1月11日(月)まで開催されています


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Posted by ☆ちぃ☆  at 22:52Comments(0)美術館・博物館

2015年11月30日

★ジュデイ・オング倩玉☆木版画の世界展 in 福岡アジア美術館★

歌手・女優として華やかにご活躍されているジュデイ・オングさん…


一方…


日展などでも受賞されるなど、木版画家としても有名で、ぜひとも本物を観に行きたかったジュデイ・オングさんの版画展…


念願の福岡アジア美術館へ11月最終日の今日、行ってきました(*^^*)




どれも、うっとりするような作品…(*´-`)


ジュデイさんの作品テーマは、一貫して《日本家屋》と《花》なのだとか。。


旧家・神社仏閣など、大きな作品も繊細な細工が施されていて素晴らしかったなぁ…


そして…


作品に添えられているジュデイさんの《言葉》が、またいっそう深く心に響く…





パンフレット通り…力強く繊細で、観る者に語りかけるような、静かなたたずまいを醸し出すジュデイさんの木版画の世界…


時間が経つのも忘れるくらいにたのしんできました


〜心打つ素晴らしい版画の数々。。ネット画像より〜



  


Posted by ☆ちぃ☆  at 21:34Comments(0)美術館・博物館

2015年11月03日

♪縁結び・竈門神社&九州国立博物館・美の国日本展♪

第1月曜・火曜で連休2日目の今日は《文化の日》…


太宰府天満宮の北東、霊峰宝満山のふもとにある《縁結びの神さま・竈門(かまど)神社》と…



九州国立博物館・開館10周年記念特別展《美の国日本展》へ…

行ってきました(^^)/

まずは…


竈門神社…


もみじの紅葉は今月下旬のようで…


これが艶やかに色づいたらキレイだろうな…と想いながら歩く…



パンフレットによると…

《えんむすび》とは、男女の良縁はもとより、良い友、良い師、良い仕事との出会いなど、さまざまな巡り合わせを意味し、数々の巡り逢いや出会いの中で《縁(えにし)》を大切に育むことにより、人として生まれてきた幸せを手にすることができるのです。


とのこと






本殿までの道のり…


水が流れていたり…


小さな滝があったり…


鹿がいたり…


趣があって、風情いっぱい(*^^*)


宝満山のちょっと冷たい空気が気持ちいい





本殿


今日は、一足早い七五三の可愛い子どもさんもチラホラ




水鏡


顔を映し心の内面をも洗い清めて、御神前でお祈りをすると願いが叶う。。。のだとか…


他にも…


愛敬の岩・再会の木など、ロマンいっぱいの場所




平成24年に新築されたココは、現代的なデザインと伝統的な建築が融合した美しい空間に、何とも言えない気持ち良さ(*^^*)




たーくさんある御札や御守りの中から…


選んだのはこれ…


アイグラッチェにお越しになる皆さまに、ステキな縁の成就がありますように


…との想いです…o(^-^)o




ランチは、竈門神社駐車場下の《人と木》さんにて


アンティーク家具がありレトロな雰囲気いっぱいのお店…


クリスマスソングが静かに流れ、ツリーも早々に…


神社とクリスマス…(^艸^)


日本ならではのおおらかさがステキ





デザートのシフォンケーキ


ふーんわりしていて、おいしかった




お腹いっぱいになったところで…


向かうは国立博物館…


会期は11月29日(日)までなのですが…


展の目玉ともいうべき正倉院の宝物《螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんごげんびわ)》の展示は今日までとあって、駐車場に入るまでも大変な混雑


館内も、人(´ω`)




人混みの隙間をパチリ





螺鈿紫檀五絃琵琶…目を見張るほどに、とってもキレイだったなぁ

国宝や重文がたくさんの中…


文字を絵の中に潜らせてデザインする【葦手(あしで)】…という日本独自の書体に興味津々


平安時代の貴族たちの優雅な《遊び心》なのだそうです


悠久の刻を経た、粋な文字遊び…


当時…どんな想いをこめて書いたのだろうな…


大満足の芸術の秋の1日


さ〜明日からお仕事がんばりますo(^-^)o  


Posted by ☆ちぃ☆  at 22:20Comments(0)美術館・博物館

2015年09月26日

★中島潔展 in 佐賀県立美術館★

9月23日までが会期だった、中島潔展…


去る9月8日…第1の連休に観てまいりましたょ


以前、襖絵の大量の鰯絵が記憶に新しい中島潔展☆



今回は《今を生きる》と題され、興味深い地獄絵☆


赤の色がたくさん使われ・・・・・・★★


今を生きる私たちへのメッセージが、絵と文と映像にと託されていました☆





ほっこりするような温かな青のマフラーを巻いた女の子…

お気に入りの【青いマフラー】のポストカード買ってきました(*^^*)




描く線の1本1本が動いているような絵…☆


描くそのときのココロが表現されている絵…☆


心身保養の1日

彩(さい)をのせ
織り成す四季を
ひと筆に
想い伝える
風の一枚(ひとひら)

☆創作書・呼吸心〜ちえこ〜☆
◆風の画家・中島潔展に寄せて…  


Posted by ☆ちぃ☆  at 19:11Comments(2)美術館・博物館

2015年08月16日

★肉筆浮世絵の世界・福岡女学院美術教育展 in 福岡市美術館★

ご招待券をいただき、福岡市美術館へ…

肉筆浮世絵の世界展



「肉筆」…名作として知られる多くの作品のような版画浮世絵ではなく、浮世絵師たちが最後のひと筆までを描き完成させた、世界に1枚だけの絵画



鮮やかな色彩…


魅力的な表情…


繊細な筆使い…


オトナのためのR指定展示室…


浮世絵師たちの息をこらした呼吸が聴こえてくるような静寂の刻…



堪能してまいりました

会期、9月20日までですょ


浮世絵師たちの息づかいを感じられてみませんか…
肉筆浮世絵の世界の詳細・公式サイトはこちらです




そして、向かいの福岡女学院創立130周年記念・美術教育展へ…


人はみな、表現者である。たとえアナログと言われても、音楽教育と美術教育を大切にしたいと考えています。と、いただいたパンフレットを読んで展示会に興味津々☆




「うまくやれるか、きれいにできるかではなくて、自分が今生きてるってことを、これからも力強く生きていくんだってことを、自分の手に力を込めて、精一杯表現するんだよ」…と、そえられていた先生のコトバ☆



水を描く授業では、水の絵と共に添えられていた 中学3年生のコトバが胸にしみる


【水を見ていると、水にも「心」があるような気がする。
まるで「命」が宿っているよう。
嬉しい時、悲しい時、怒っている時、人間にとって当たり前の感情。それを水は持っていると思う。
そして今、初めて水と人との心が通いあった気がする。
久寿米木雪絵さん】



【水の形が見てみたい。
水に形はない。
水は大きくも小さくもなる。
容器に入れれば、きっちりとその形に。
道端の一角にある雑草に水をかければ、その水は四方八方へ散る。

ばらまかれた水は集まらない。
集められた水は 力 を発揮する。
檜垣水汐さん】


そして、先生のコトバもとても素敵でした


【見えない水にも意識を向けてみます。
私達を育む地球、壮大な宇宙、あなたの心の中。
小さな滴から始まる水の物語。
あなたの心に思い描いた水、そして、あなたの伝えたい水を言葉にしてみましょう。
描きながら、いつしか自分が滴の中に入り込むようになる感覚。
心を込めて滴を描いていたら、滴との対話が出来る。
〜一部割愛〜

高田先生】


心が洗われるような言葉にジーンと来た時間





130年前、1台のオルガンと讃美歌からはじまったという福岡女学院の歴史☆


この1年をバッハイヤーと題され、バッハづくしの1年間だそうです





同・卒業生展のひとこま…☆

水引で創られたバッハ



化粧品メーカーのpopや、洋服メーカーのpop…☆




お馴染みのキャラクターなど…☆


卒業された方々の活躍が素晴らしい卒業生展でもありました




九州大学写真部の展示を拝見し…


最後は…


福岡教育大学書道科の皆さんの福岡県人書作展へ☆


書はもちろんのこと、受付の生徒さんの笑顔がとても和む書作展(*^^*)





酷暑の日々が続きますが、暦の上では秋…


少し早い【芸術の秋】を楽しんだ☆ちぃ☆です(*^^*)  


Posted by ☆ちぃ☆  at 18:42Comments(0)美術館・博物館

2015年02月03日

★節分の日 in 大宰府天満宮☆九州国立博物館★

鬼は外!
福は内!

と…


今日は節分


第1月曜・火曜の連休2日目で、九州国立博物館と大宰府天満宮へと足を運んで来ました


《古代日本と百済の交流展》


百済の25代王・武寧王は 子ども達が小さい頃、毎週毎週、まいしゅう魚釣りに行っていた 加唐島(佐賀県唐津市)で生まれただけに何だか親近感いっぱい(^艸^)


滅亡寸前の百済を立て直し、国力を安定させた武寧王…カッコイイ!o(^-^)o!



◆◆むかしがたり

海のむこう

百済国より

もたられし

神の力秘めたる

七つの刃

金色の文字

その輝きに彩られ

二国が旅路を

あゆみゆく◆◆


と…

展示会場入り口に描かれていた文章が心に響く…




観賞後は、如水の井戸の側を通り大宰府天満宮へ…





厄除い祓い門をくぐる





梅の花もちらほら




飛び梅




紅白・梅の花がとってもキレイな季節







明日は立春…





小さな春の足音いっぱいの今日の佳き日…

  


Posted by ☆ちぃ☆  at 19:51Comments(0)美術館・博物館

2015年01月25日

●ニコライバーグマン《伝統開花》●

過ぎてしまいすぎた感のある(;)…去ること2014年・10月13日(月・祝)…台風の最中、九州国立博物館で開催されていた台北國立故宮博物院・九州展で《馬さん(まーさん)》と、同・東京展で交わした約束通り(*^^*)再会後…



1100年の伝統と革新的なフラワーアートの融合と銘うたれたニコライバーグマン『伝統開花』…個展3日間のうちの最終日へと足を伸ばして観てきましたょ





屋内会場は毎年3月に、有名な《曲水の宴》が開催される太宰府天満宮・文書館☆


可愛いらしい姫リンゴの籠がお出迎え




独創的で大胆な作品




整然とした空間の中の緑










光と空間の調和がお見事〜




和洋折衷の美




曲水の宴が行われる庭・水路にもいくつもの花ビラ




穂先をカットしたススキと、見事な苔と石




14代今泉今右衛門さんの鉢に活けられた作品


何とも言えない美しさのピンクでした





(*´-`)…うっとりと目の保養になったこの個展…

記念に、ニコライの花ハサミを購入o(^-^)o

このハサミを使ったら、ニコライみたいになれるかな…(´・ω・`)?…(≧▼≦)…(^o^;)


台風で迷いに迷ったけど、行って良かったぁ
行けて良かったぁ


そして…


さらにこの個展で あるステキな出会い…(*^^*)


次回のブログにて…(*^^*)

  


Posted by ☆ちぃ☆  at 20:09Comments(0)美術館・博物館

2014年09月15日

★台北國立故宮博物院展 in 東京国立博物館★

去る6月24日〜本日9月15日まで、東京国立博物館にて、台北 國立故宮博物院展が開催され、6月24日の初日…公開期間限定で展示されている《翠玉白菜》と皇帝の至宝186点を観に、国立博物館へと足を運びました


翠玉白菜が展示されている、本館正面☆




本館に吊るされていた垂れ幕

訊くところによると、門外不出・奇跡の出品なのだとか…
だから入場口でボディチェックを受けたわけなのか…フムフムφ(.. )





この翠玉白菜を観ようと、この日、長蛇の列




待つこと2時間(;)長い道のり(;)…
その待ち時間にお友達になった《伊豆・オレンヂセンター》取締役のTさんとお友達(*^^*)(画像掲載オッケーということで載せさせてもらいましたょ)


Tさんからは その後おハガキとお手紙を頂戴し、2時間待ったことによるこのご縁に心から感謝ありがとうございます




今回、翠玉白菜…『すごいものが出品されますよ』とお知らせくださった馬さん(まーさん)


馬さんとは数年前、中国文明展が開催された折りにご縁をいただいた方


時あるごとに、おハガキをくださり、今年《馬年》に馬さんとの再会で更に飛躍できたらいいなぁ…と想ったこの日…


馬さんとの再会記念のツーショット




馬さんに事前に依頼していた《落款》…《命》…
創作華書・呼吸心に捺す落款です☆


心を込めて創っていただきました☆




本日閉幕の東京国立博物館から、場所は九州国立博物館へと移り、10月7日(火)〜11月30日(日)開催されます☆

…九州のみの期間限定公開《肉形石》は10月7日〜10月20日まで…また混雑・長蛇の列が予想されますね


また馬さんとお会いできる日を、今から家族で楽しみにしています







  


Posted by ☆ちぃ☆  at 21:46Comments(0)美術館・博物館

2014年08月15日

★相田みつを美術館★…本日終戦の日★

前記事・靖国神社参拝の翌日午前中…


国際フォーラム内にある、相田みつを美術館へ足を運ぶ☆


ここで、私は人の死(戦死)に対するとても悲しい現実と、それを伝える壮絶な文章を目の当たりにすることとなった☆



館内はもちろん撮影禁止。


唯一許されていた記念撮影コーナー


おなじみの《一生勉強 一生青春》の書





相田みつを氏のご長男・相田一人(あいだ かずひと)氏の ご著書《相田みつを肩書きのない人生》…これである☆




一人氏から視た父親みつを氏のこと、そしてお父さんが常々語られていたことなどが書かれているが、三章の《原点 二人の兄の死》のページになると、戦争で二人の息子を亡くした祖母(みつを氏のお母さん)の尋常ならざる嘆きや、胸を撃たれ戦死を遂げたご子息の、息を引き取るまでの想いが切々と綴られていて涙が止まらない☆


みつを氏が愛する二人の兄の戦死…


みつを氏のお母さんは、胸を撃たれた息子が《即死で苦しまずに亡くなったこと》で、自分の気持ちを治めようとしていたのだが、即死ではなく二時間ほど生きていたことを知ったとき…


みつを氏は『母の様子については、拙いわたしの筆では到底書くことはできません。ご想像に任せます。』と結んである☆



その様子は、最後に一人氏が少しばかり触れてあるのだか、読んでいてとても胸が痛み号泣…☆


『死んでいく自分はいいけれど、両親や弟妹たちの嘆き悲しむ様を想うとそのことが一番つらい』
『戦争というものは、人間の作る最大の罪悪…』…この言葉を残しみつを氏の兄は亡くなったそうです。


【にんげんだもの】の出版30年を記念して企画されたというこの本☆


今の時代だからこそ言える戦死した子どもを想う母の心…☆



買い求めたこの本、アイグラッチェ、待ち合いにも置いております☆


ブログ・活字ではお伝えできない部分を、どうぞお手に取られ感じていただければと願います☆


本日終戦の日…家族のため・祖国のためと唯一無二の命を捧げられた尊い御霊に合掌☆☆  


Posted by ☆ちぃ☆  at 11:45Comments(2)美術館・博物館

2014年06月03日

★長渕剛詩画展2014 in 佐賀県立博物館☆近衛家の国宝・京都陽明文庫展 in 九州国立博物館★

佐賀県立博物館にて《殺気》と題された長渕剛さんの詩画展…第1月曜・火曜で連休の本日、午前中に観に行ってきました☆


2005年…福岡県立美術館で観た詩画展…《情熱・passion》から今回が2度目☆



《殺気》…この題名は、3.11の震災活動を境にした長渕剛氏の覚悟と、未来へ輝く希望がこめられているとのこと☆☆☆




入り口…撮影許可がされた書☆



2005年に出逢えた書の幾つかとも再会☆


9年の時を経て、私は長渕氏の描くその恐ろしいまでの精悍な表情に(玄関動画・画集内写真)今回の《殺気》にかける想いを感じました…☆




前回・今回と展示されていた作品のひとつ。。。。。命の原点である、おかあさんとの別れの詩画…☆おかあさんの頭髪で描かれた書☆


◆かあちゃんがきのう死にました。

息絶えるまでのわずかなぬくもり…
僕はおふくろの右手を握りしめていました。
生きることのみの力をふりしぼり、おふくろは僕に向かって ひとつだけ息をしてみせてくれました。

その時僕は初めて生まれてよかったとほんとうに思いました。

…前後・割愛…《画・情熱passion詩画集より》


2005年…この詩画の前でたくさんの人が足を止め涙を流されていて、私もそのひとり。。。。。


『生まれかわるなら 生きてるうちに』…この言葉にも心震えた2005年…☆





今回は『覚悟』と『散文詩』に書かれた言葉が特に響いて足が止まる…☆


《情熱・passion》《殺気》…詩画集…共にお店待ち合いに置いておりますので、お手に取ってご覧くださいませ



★詩画展。。金曜日はナイト開催で通常18時までを20時までの開館なのだとか…☆

佐賀県立博物館にて7月6日まで開催中です☆


午後は一路、太宰府市の九州国立博物館へ…




近衛家の国宝・京都陽明文庫展…千年の記憶を旅すると題された《書の美学》…藤原道長自筆の日記や、孝明天皇のとても美しい文字、煌めく刀・短刀…etc…これもまた 見応え十分


6月8日まで開催されています


小雨の太宰府天満宮内の菖蒲池…濃淡それぞれの菖蒲、とてもキレイでしたょ



  


Posted by ☆ちぃ☆  at 23:11Comments(0)美術館・博物館

2014年05月18日

★ポーラ美術館コレクション展 in 佐賀県立美術館★

去る5月6日…第1の連休火曜日に、佐賀県立美術館へ…


モネ、ルノワールからピカソまで…佐賀で会う29人の天才・美の人類遺産、佐賀へ。。と題された展覧会


モネの睡蓮…私はやはり、印象派展で観た真ん丸額縁の睡蓮の方が好きだったなぁ


そして、ピカソは自分の絵を描くほどに絵を破壊・創造していったという…


【得ることは手放す(心放す)コトから】…ピカソの絵から、そう感じた…←しかし手放す(心放す)コトはなかなか難しい





大好きなゴッホの絵は一点だけで、ちょっと残念だったけれど、ゴーギャン(ゴーガン)の絵の隣でゴッホはきっと幸せな気持ちだったのだろう…と想った



売店で買い求めた【ゴッホの絵本


生前、弟にたくさんの手紙を書いたゴッホ☆

絵を描く人が仲良く暮らそうとした黄色い家でゴッホはどんな気持ちであの有名な《ひまわりの絵》を描いて友を待ったのだろう☆


深呼吸するような夜を描きつづけたゴッホ☆




ゴッホより まえには
だれもゴッホのように描こうとは しなかった


こんなにも 力づよい線と こんなにも まぶしい 色で


心の力を 描くことが できるとは 思っても みなかった


☆☆…《心の力》を描く………


なんて素晴らしい表現なのだろう☆((T_T))☆


画家として認められなく花開かないまま亡くなってしまったゴッホ…☆





だけど…


激しく苦しい生きざまを正直に書いた貴方の手紙や絵は、今世界中の人々の心を捕らえて離さないでいるよ…


この日もまた…


生きているゴッホに逢いたい ちぃ がいました


ゴッホの絵本…アイグラッチェ待ち合いに置いております
ゴッホの心…お手に取られてみてくださいね(*^^*)  


Posted by ☆ちぃ☆  at 16:47Comments(0)美術館・博物館

2014年05月05日

★藤城清治・光と影の世界展 in 福岡市博物館★

特別鑑賞券をいただき、先月20日に福岡市博物館へ、藤城清治さんの《光と影の世界展》を観に行ってきましたょ…



自らが編み出した方法でカミソリと数百色のカラーフィルターを操り、こびとや猫などの愛らしいモチーフから、聖書や童話の世界、綿密な風景画など幅広いテーマで独特の世界を創られといるその作品は、神秘的な光と静寂な影によって自然の美しさ、生きるすべての命の尊さを描くと同時に、人生をも描き出す、まさに『光と影の祈りの芸術』。。とのパンフレットの案内通り、《自然の光と人が創り出す創造力の融合》…出展作品多数で見応え十分



軍隊で少年兵たちと、明日死ぬかも知れぬ死と向き合い、戦後の焼け野原では《生きている限り、光さえあれば影絵はできる》と動乱の時代を乗り越えて来られた藤城氏…☆


その想いは《天の岩戸と八百神の神》《折り鶴と共に》《南三陸町防災庁舎》…他に、深く刻まれていると想えた☆





私が一番時間をかけて観た作品は《1980年・金色の窓


解説が意味深く心に響く


◆丘の上に登ると、遠くにキラキラ光る窓を見つけて きっとお城だと思って丘を幾つも越えて行くと普通の家だった。
振り返ると自分の家もキラキラ光っていた。

……何とも言えぬ紅朱色が解説と相まって時間が止まった感覚



この日は、4月17日に90歳のお誕生日を迎えられたバースデートークパーティーやサイン会もあり、小さな子どもさんから大人まで溢れんばかりの人


そんな中、若々しさいっぱいの藤城氏…おひとりおひとりに丁寧にサインをされていました





小さな子どもさんたちやママが手に取りページをめくっていた絵本の数々…(*^^*)


時代の移り変わりで電子書籍などもありますが、紙から伝わる指先の温もり…大切にしたいな…と想った日…






解説の一部より…

◆光は生きている
だから影絵も生きている 呼吸している…

光と影の世界展…福岡市博物館で5月11日までです












  


Posted by ☆ちぃ☆  at 12:10Comments(2)美術館・博物館

2014年02月18日

★光の賛歌印象派展☆国宝大神社展★

一昨日・昨日と第3日曜・月曜で連休のアイグラッチェ…


日曜日…ダブルヘッダーで、福岡市博物館で開催中の《光の賛歌☆印象派展》と、九州国立博物館で開催中の《大神社展》を観に行ってきました


車道脇に雪が残る三瀬峠を越えて、まずは福岡市博物館へ…


かなりの人気だと聞いていて、やはり午前中から博物館周辺と駐車場、そして博物館の中もたくさんの人で長蛇の列…(;)


『美しい光が描く癒しの世界』
『水辺をたどる旅・光の中の風景』(いずれもパンフレットより)

(*´-`)うっとりする絵画の数々…堪能してきましたょ





特に心に深く響いた絵はモネの睡蓮…蓮の花…




この円形画の睡蓮(画像パンフレットより)のところでは足が留まり、うっとり(*´-`)うっとり(*´-`)うっとり〜〜(*´-`)


自宅の庭を拡張、池のある日本庭園を造り日本情緒漂う空間を演出したというモネ


睡蓮の池で絵を描く生前のモネともビデオでお逢いしてきましたよ


『画像、よく撮れているし、よく残っていたなぁ…w(°O°)w』…と、感じたわたし☆


絵はがきを2枚購入し…(^-^)v



…次に向かうは、九州国立博物館…




入り口入ってすぐ、入場者の興味を引く、大きな【おみくじ箱】(*^^*)


それは…


ひとり1枚づつの《おみくじ風・まめちしき》と描かれたもので、神社に関する《豆知識》と《展示室で探してみよう!》という遊び心満点の【お・み・く・じ】…o(^-^)o…ステキなアイデアです



私は《鳥居》


鳥居には、さまざまなものがある旨の簡単な解説がされてありましたφ(.. )





家人は《鹿》


鹿は春日大社の神の使いなのだそうで、神の使いの動物たちを【神使(しんし)】というそうですフムフムφ(.. )



神に捧げられた神宝に宿る美の世界と題され、仏教美術では仏様や菩薩様の姿が主役なのだそうですが、神道美術では、風景が主役だそうで、いろんなことを学ぶ事ができたこの《国立大神社展》…3月9日(日)まで開催されています






お客さまにも喜んでいただけるようなアイデア……(^.^)…暖かくなる春からアイグラッチェに登場しま〜すo(^-^)o



  


Posted by ☆ちぃ☆  at 22:41Comments(0)美術館・博物館

2014年01月04日

★人間国宝四人展 in 佐賀県立美術館★

2日夕刻より昨日1日中…麻黄湯・トローチ・痛み止め・ポカリスエットにお世話になっていた私…(;)


お陰さまで何とか元気になり、今日は去年より行きたかった佐賀県立美術館へ…(…美術館や博物館は月曜休館なので辛いところ(-_-)…)


去年の6月に14代酒井田柿右衛門氏が逝去され、開催中止も危惧された中、酒井田氏のご家族と他3氏から事業継続の後押しがあり開催となった。というこの展示会


《日本を代表する工芸・佐賀の四人、ここに集う》のサブタイトルのもと…


故・酒井田柿右衛門さんの色絵の伝統美

井上萬二さんの白磁

中島宏さんの青磁

鈴田滋人さんの木版ずり更紗


…うっとり(*´-`)じっくり、観てまいりました





午後1時半からは、井上氏・中島氏・鈴田氏の新春スペシャルトークショー




◆今、この一瞬を大切に。

◆自分の個性・感性を大切に。

◆固まった概念ではなく様々な方向から視る。

◆壁に当たっていた時、みんなに好かれようとしていた焼き物ではなく、誰かひとりでも好きでいてくれたらいいと思えた時から何かが変わった。

◆作品にひたって感じる。気になる作品で足を止めた理由を自分の心に聴く。

◆人間は失敗する生き物。


…他…


笑いの中にも、学びの多い2時間…


トークショー終了後、ロビーにおられたそれぞれの先生方に『素晴らしいお話をありがとうございました』とご挨拶することができましたょm(__)m

ラッキー


間近に感じる先生方のオーラ


また明日からがんばっていこうと想った今日でした

  


Posted by ☆ちぃ☆  at 21:02Comments(0)美術館・博物館

2013年11月04日

★徳川家の至宝 in 九州国立博物館★

今日・明日と第1月曜・火曜で連休のアイグラッチェですm(__)m

今日は、九州国立博物館で開催されている《徳川家の至宝》を観に行ってきました

日本最古の絵巻、色あせないドラマ☆と、銘打たれた、国宝『源氏物語絵巻』国宝『初音の調度(家光の長女・千代姫の婚礼調度の品々)』…このふたつはいずれも開催期間の中での4週間の期間限定・特別公開、そして祭日ということもあって館内多くの人(@_@)




人が途切れたところで…正面入り口をパチリ



刀・鉄砲などの武具、茶の湯・香・能・絵画・楽器・娯楽・和歌・書・衣……パンフレットに書いてある《豪華絢爛・御三家筆頭の大名が誇る 美と格式》…の名にふさわしい重みのある美の世界にうっとり(*´-`)☆



刀。。。妖刀説が知られる《村正》…妖しい煌めきに息をのむ★


幅広の姿と重ねが薄いことから命名されたという短刀・正宗★…刀はちょっと恐かった(*_*)



豪華な着物の展示のところでは、仲睦まじくご覧になっていたご夫妻の会話…『タンスにゴンは入れてあるだろう〜かねぇ…?(・・?)』…が耳に入ってきて思わず微笑んだ私…(^艸^)…タシカニソウダナ…(^ω^)


見終わって向かった先は、いつもの甘味処


入り口の緑がほっこり





いつもの大好きな抹茶と梅ヶ枝餅



Jr.は、野だてコーヒー





Jr.とガールフレンドが仲良く食べていた葛餅




建物の流れるラインが美しい博物館に映る太陽


周りの緑、そしてところどころの紅葉が気持ちの良い裏手駐車場の小路が何とも和む。。。





今日の夕陽…



徳川家の人々も同じ太陽を眺めていたのだと想うと、何とも言えない不思議な感覚…


太陽…何もいわずに歴史をみつめていたあなたに聴いてみたいことがたくさん…だったよ…

  


Posted by ☆ちぃ☆  at 21:17Comments(6)美術館・博物館

2013年10月06日

★9月…中国王朝の至宝展・仲秋の名月・アマテラス★

季節が巡りゆくのは早く、10月…


芸術の秋…ということで…(^ω^)



9月15日…ご招待券をいただいていた九州国立博物館に《中国王朝の至宝展》を観てまいりましたょ


3千年の時空間を縦糸に、また、それぞれの時代に栄えた王都を横糸に織り成す世界観…ひとつひとつが心に響く素晴らしい展示会でしたが、特にお釈迦様が何度生まれ変わっても捨て身の善に徹された姿を伝える、黄金の阿育王塔が印象的でした



そして9月19日は《仲秋の名月》…


お店の前からパチリ




19時41分の月


松の木と満月…趣があってステキでした




仲秋の名月に寄せて、創作華書・呼吸心…φ(..)


太陽という名のあなたに照らされて わたしは今宵一番美しく静かで厳かな輝きを放つ…あなたに感謝…ありがとう…☆


太陽の光がないと輝けない月が、ありがとうと伝えているようでした





そして23日は、人間国宝・坂東玉三郎さんと世界的注目を集めている太鼓芸能集団《鼓童》のコラボで、日本神話【古事記】を題材にした音楽舞踏劇《アマテラス》を観に博多座へ…


光と闇、そして太鼓の音で構成された舞台…破壊・創造、そして調和へと、セリフがなくても観客の心深く響かせる演舞…凄い

最後は1400人が総立ち




天の岩屋戸に隠れたアマテラスを出そうとする神々の想いを想像して観入る☆


☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆∞☆


神社の御神体が《鏡》の理由…☆

そして、その《鏡》を使用する職業に就いていることのありがたさ…☆

《鏡の法則》…なかなか難しいことではありますが、他界した母のコトバを想いだした感無量の1日でした…






アマテラス・満員御礼の立て札




カーテンコールにて…コトバなく合掌された姿が心に残っています☆




アイグラッチェのお店のご案内・日々のことなど、ホームページ新着記事に時折掲載していますご覧いただけると嬉しく想います(*^^*)



  


Posted by ☆ちぃ☆  at 21:33Comments(4)美術館・博物館

2013年08月26日

★インカ帝国展 in 福岡市博物館★

久しぶりのブログ更新です


8月6日…いおりさんでランチを頂いた後、向かった福岡市博物館


9月1日まで【マチュピチュ発見100年・インカ帝国展】が開催されています


金=太陽
銀=月


金と銀はインカ人が崇拝する太陽と月の象徴だったのだとか☆
だからインカにとって黄金はキラキラと輝き燦々と光を降り注いでくれる太陽(神)の光…

しかし…


侵略者にとっては《富と欲望の源》


金という物質的なものだけではなく、インカの人々にとって【心の拠り処】でもある神の光・黄金を奪うことにより【心】さえも消してしまおうとした侵略者たち…☆


植民地以降インカから黄金は無くなってしまうのだが、インカの人々にとって大切なものは全て無くなってしまったわけではない…と解説では結んであった☆




お母さん…


お母さんは生前、胸を指して『神仏はいつもここにいるの』って言ってたね☆


だから『見える化している黄金は無くとも、崇拝する光は心の中に燦々と輝いているのだ』…と文を繋げてみた…よ…



そして…


お盆を前に懐かしさで心がい〜っぱいになった☆



お母さん…



天空から【世界でもっとも美しい石壁】と言われている空中都市マチュピチュが見えていますか……☆






インカの人々もこの太陽をみていたこの日の夕焼け





浄化や生命力の象徴…水・海☆



この日の糸島・芥屋の海





2013年、お盆前夏のひとこま母を偲んだこの日でした



  


Posted by ☆ちぃ☆  at 18:46Comments(8)美術館・博物館

2013年05月06日

☆九州国立博物館・大ベトナム展☆

九州国立博物館にて6月9日(日)まで開催されている《日本初・大ベトナム展》へ行ってきました



序章・どこから来たのか夢の始まり…現在のベトナムができるずっと以前の物語☆

第1章・天空に竜の舞う前年の都 ハノイ…中国による支配後、初めてベトナム人による王朝ができた事☆

第2章・愛と冒険の航海…王女様と日本人青年の海を越えた恋☆

3章・ベトナミーズビューティー…繊細な感性と美の創造を人々に☆


と…


見処満載でしたょ



私はハズレだったけど、オリジナルハガキを頂いた《抽選》



博物館の紅葉の緑とピンクのハーモニー



大宰府天満宮…心という字をかたどった心字池にかかる《橋》






お正月に訪れた時より朱色と緑が映えていて、とても綺麗でした

今月末が見頃とのこと…菖蒲池…花はまだまだです☆




ちょっと休憩


Jr.1号のアイスコーヒー





私は抹茶



ベトナムの茶器とスプーン置き


そして、いつも立ち寄る書道具のお店で買い求めた《筆置き》…筆も買いましたょφ(.. )


茶器は淡い爽やかなグリーンで、これからの季節にピッタリ




お客様に喜んでいただけたらいいな(*^^*)



そして帰路…


マイナスイオンたっぷりのところに立ち寄りましたょ…


次回に…続く…(*^^*)
  


Posted by ☆ちぃ☆  at 23:51Comments(2)美術館・博物館