2014年08月15日

★相田みつを美術館★…本日終戦の日★

前記事・靖国神社参拝の翌日午前中…


国際フォーラム内にある、相田みつを美術館へ足を運ぶ☆


ここで、私は人の死(戦死)に対するとても悲しい現実と、それを伝える壮絶な文章を目の当たりにすることとなった☆



館内はもちろん撮影禁止。


唯一許されていた記念撮影コーナー


おなじみの《一生勉強 一生青春》の書





相田みつを氏のご長男・相田一人(あいだ かずひと)氏の ご著書《相田みつを肩書きのない人生》…これである☆




一人氏から視た父親みつを氏のこと、そしてお父さんが常々語られていたことなどが書かれているが、三章の《原点 二人の兄の死》のページになると、戦争で二人の息子を亡くした祖母(みつを氏のお母さん)の尋常ならざる嘆きや、胸を撃たれ戦死を遂げたご子息の、息を引き取るまでの想いが切々と綴られていて涙が止まらない☆


みつを氏が愛する二人の兄の戦死…


みつを氏のお母さんは、胸を撃たれた息子が《即死で苦しまずに亡くなったこと》で、自分の気持ちを治めようとしていたのだが、即死ではなく二時間ほど生きていたことを知ったとき…


みつを氏は『母の様子については、拙いわたしの筆では到底書くことはできません。ご想像に任せます。』と結んである☆



その様子は、最後に一人氏が少しばかり触れてあるのだか、読んでいてとても胸が痛み号泣…☆


『死んでいく自分はいいけれど、両親や弟妹たちの嘆き悲しむ様を想うとそのことが一番つらい』
『戦争というものは、人間の作る最大の罪悪…』…この言葉を残しみつを氏の兄は亡くなったそうです。


【にんげんだもの】の出版30年を記念して企画されたというこの本☆


今の時代だからこそ言える戦死した子どもを想う母の心…☆



買い求めたこの本、アイグラッチェ、待ち合いにも置いております☆


ブログ・活字ではお伝えできない部分を、どうぞお手に取られ感じていただければと願います☆


本日終戦の日…家族のため・祖国のためと唯一無二の命を捧げられた尊い御霊に合掌☆☆



http://grazie.esaga.jp/
同じカテゴリー(美術館・博物館)の記事画像
■ビュールレ・コレクション展 in 九州国立博物館■
■九州国立博物館 in 王羲之と日本の書展■
■ラスコー・ファラオ・ポンペイ■
◆ホキ美術館名品展◆
■銅像と歴史館と池田学展■
■九州国立博物館と太宰府天満宮■
◆鳥獣戯画展・光明禅寺(^^)◆
同じカテゴリー(美術館・博物館)の記事
 ■ビュールレ・コレクション展 in 九州国立博物館■ (2018-07-16 13:08)
 ■九州国立博物館 in 王羲之と日本の書展■ (2018-03-10 18:17)
 ■ラスコー・ファラオ・ポンペイ■ (2017-08-16 19:32)
 ◆ホキ美術館名品展◆ (2017-04-06 22:12)
 ■銅像と歴史館と池田学展■ (2017-03-11 18:20)
 ■九州国立博物館と太宰府天満宮■ (2017-03-07 11:47)
 ◆鳥獣戯画展・光明禅寺(^^)◆ (2016-11-28 20:27)

Posted by ☆ちぃ☆  at 11:45 │Comments(2)美術館・博物館

この記事へのコメント
合掌。
Posted by きらら at 2014年08月17日 23:00
きららさん♪


☆☆合掌☆☆



時節柄、お身体ご自愛くださいね☆☆
Posted by ☆ちぃ☆ at 2014年08月19日 20:55
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。